昨日の新聞、身につまされる。
母が初期の認知症になった時、徘徊が始まり、
たまたま、道を歩いていた地域包括支援センターの人に声をかけてもらって、
家に連れて帰って貰えた。
でも、母は、「行かないといけないから、出かけます。」と言って、その方の制止を振り払って、家を出ようとする。
実家には、大きく私の携帯の番号が貼ってあったから、
センターの方が、私の携帯に電話をしてくれて、
母に代わってもらい、その電話で話しをしながら、
「私がそこに行くから、絶対家を出ない事」を繰り返し話しながら、慌てて実家に行って、事なきを得た。
兄は不在。
母が初期の認知症になった時、様々辛い事が起こり、
兄も私も、壊れる寸前にまで追い詰められた。
それでも、生きなければならないのか。
生かさねばならないのか。
２２歳の時に、祖父母を介護した経験は母には通じず、
結果、宇治に引き取り、施設にお世話になった。
今、地域のつながりをしっかりと構築したい。
出来る事から、少しずつでも、確かにつながって行きたい。