朝、いつもの時間に目覚める。
でも、ベッドの中でグズグズ。
心身ともに、起きる気配なし。
「エイ、や」って声をかけて、
ベッドから出る。

いつものように、割烹着を着て、
いつものように、仏壇のお花の水を換えて、
いつものように、お茶を沸かし、
いつものように、般若心経を唱える。

いつもと違うのは、
昨日いただいた食パンを食べる。
小学校の同級生がくれた、
丹精込めて作られた食パン。
作った人の顔を思い浮かべて頂く。
彼の顔を思い浮かべただけでも美味しいが、
本当に美味しい。

美味しいと思える自分が嬉しい。

この１ヶ月間は、
本当にしんどかった。
辛く、悔しい日々。
だけど、「みっこさんの思うようにやり。」
と言ってくれた多くの人達に支えられた。
この事は、決して忘れない。

来月、孫の穂花が１歳になる。
１年前、穂花が産まれた事の喜びと、
娘に産後の環境を整えてやれなかった事は、
自身の人生を否定するほど、
苦しく、悲しかった。

穂花は、たくさん出来ることが増えて、
可愛いさかり。

旭陽も彩太も、スクスクと育っている。
娘夫婦の頑張りは、
全てが、私の力になる。

どんなに辛いことがあっても、
頑張れる。

ありがたい人達に囲まれて、
幸せだと思う。

だからこそ、信じる道を示していきたい。

又、台風がやってくるかも知れない土曜日の朝に、
改めて自分を鼓舞しています。