母と…
今日は、朝から母の転院。
改めて、母の事を聴かれる。
「いくつの時にご結婚を!?。」
「兄が今66歳ですから、21歳ぐらいでしょうか。」と答えて、
えらい早くに結婚したんだ…と。
「趣味は!?。」
「仕事です。」
「お母さんが最近、喜ばれた事は何ですか!?。」
「私が議員になって、多くの方に誉めてもらえた事のようです。」
「もう、反応はありませんね。」
「はい。でも、私の気のせいかも知れませんが、
時々、おはようと言っています。」
「うん!?。そうですか!?。」
「はい。私が仕事に行って来ると言えば、うなずきます。」
「そうですか…。」
ひとしきり、手続き等を済ませて、二人きりに。
「おかあさんがかっこ良かった事、誇りに思っているからね。」
口をあけて、天井を見ているのか、それとも何か考えているのか。
日課だった母のお見舞い。
明日の朝からは、ゆっくりだけど、
きっと、毎日何かを忘れた気になるに違いない。
寂しい…。